2020年1月12日(日) 午前10時30分~
説教:「 ユダヤ人と律法 」 中村静郎牧師
聖書: ローマの信徒への手紙2章17~29節
讃美歌21
12(とうときわが神よ)
402(いともとうとき)
404(あまつましみず)
新約聖書(新共同訳)より
ローマの信徒への手紙2章17~29節
ところで、あなたはユダヤ人と名乗り、律法に頼り、神を誇りとし、その御心を知り、律法によって教えられて何をなすべきかをわきまえています。
また、律法の中に、知識と真理が具体的に示されていると考え、盲人の案内者、闇の中にいる者の光、無知な者の導き手、未熟な者の教師であると自負しています。
それならば、あなたは他人には教えながら、自分には教えないのですか。
「盗むな」と説きながら、盗むのですか。
「姦淫するな」と言いながら、姦淫を行うのですか。
偶像を忌み嫌いながら、神殿を荒らすのですか。
あなたは律法を誇りとしながら、律法を破って神を侮っている。
「あなたたちのせいで、神の名は異邦人の中で汚されている」と書いてあるとおりです。
あなたが受けた割礼も、律法を守ればこそ意味があり、律法を破れば、それは割礼を受けていないのと同じです。
だから、割礼を受けていない者が、律法の要求を実行すれば、割礼を受けていなくても、受けた者と見なされるのではないですか。
そして、体に割礼を受けていなくても律法を守る者が、あなたを裁くでしょう。
あなたは律法の文字を所有し、割礼を受けていながら、律法を破っているのですから。
外見上のユダヤ人がユダヤ人ではなく、また、肉に施された外見上の割礼が割礼ではありません。
内面がユダヤ人である者こそユダヤ人であり、文字ではなく“霊”によって心に施された割礼こそ割礼なのです。
その誉れは人からではなく、神から来るのです。
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