2020年7月26日(日)
午前10時30分~
説教:「万人の救いⅡ」 中村静郎牧師
聖書:ローマ信徒への手紙10章 14~21節
讃美歌21
83・11・280・288・29
新約聖書(新共同訳)より
ローマ信徒への手紙10章14~21節
ところで、信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。
聞いたことのない方を、どうして信じられよう。
また、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。
遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。
「良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか」と書いてあるとおりです。
しかし、すべての人が福音に従ったのではありません。
イザヤは、「主よ、だれがわたしたちから聞いたことを信じましたか」と言っています。
実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。
それでは、尋ねよう。
彼らは聞いたことがなかったのだろうか。
もちろん聞いたのです。
「その声は全地に響き渡り、
その言葉は世界の果てにまで及ぶ」のです。
それでは、尋ねよう。
イスラエルは分からなかったのだろうか。このことについては、まずモーセが、
「わたしは、わたしの民でない者のことで
あなたがたにねたみを起こさせ、
愚かな民のことであなたがたを怒らせよう」と言っています。
イザヤも大胆に、
「わたしは、
わたしを探さなかった者たちに見いだされ、
わたしを尋ねなかった者たちに自分を現した」と言っています。
しかし、イスラエルについては、「わたしは、不従順で反抗する民に、一日中手を差し伸べた」と言っています。
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