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執筆者の写真福井宝永教会 日本キリスト教会

新年主日礼拝・福井宝永教会


2021年1月3日(日)

午前10時30分~

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説教:「神殿での少年イエス

中村静郎牧師​

聖書:ルカ福音書2章39~52節


讃美歌21

83・11・548・95・29
















 

新約聖書(新共同訳)より

ルカ福音書2章39~52節


親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。


幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。


さて、両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。


イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。


祭りの期間が終わって帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親はそれに気づかなかった。


イエスが道連れの中にいるものと思い、一日分の道のりを行ってしまい、それから、親類や知人の間を捜し回ったが、 見つからなかったので、捜しながらエルサレムに引き返した。


三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。


聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。


両親はイエスを見て驚き、母が言った。


「なぜこんなことをしてくれたのです。御覧なさい。お父さんもわたしも心配して捜していたのです。」


すると、イエスは言われた。


「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」


しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。


それから、イエスは一緒に下って行き、ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。


母はこれらのことをすべて心に納めていた。


イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。


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