2021年3月21日(日)
午前10時30分~
説教:「イエス・中風の人をいやす」
中村静郎牧師
聖書:ルカによる福音書5章17~26節
讃美歌21
83・21・290・300・29
新約聖書(新共同訳)より
ルカによる福音書5章17~26節
ある日のこと、イエスが教えておられると、ファリサイ派の人々と律法の教師たちがそこに座っていた。
この人々は、ガリラヤとユダヤのすべての村、そしてエルサレムから来たのである。
主の力が働いて、イエスは病気をいやしておられた。
すると、男たちが中風を患っている人を床に乗せて運んで来て、家の中に入れてイエスの前に置こうとした。
しかし、群衆に阻まれて、運び込む方法が見つからなかったので、屋根に上って瓦をはがし、人々の真ん中のイエスの前に、病人を床ごとつり降ろした。
イエスはその人たちの信仰を見て、「人よ、あなたの罪は赦された」と言われた。
ところが、律法学者たちやファリサイ派の人々はあれこれと考え始めた。
「神を冒涜するこの男は何者だ。
ただ神のほかに、いったいだれが、罪を赦すことができるだろうか。」
イエスは、彼らの考えを知って、お答えになった。
「何を心の中で考えているのか。
『あなたの罪は赦された』と言うのと、『起きて歩け』と言うのと、どちらが易しいか。
人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。」
そして、中風の人に、「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい」と言われた。
その人はすぐさま皆の前で立ち上がり、寝ていた台を取り上げ、神を賛美しながら家に帰って行った。
人々は皆大変驚き、神を賛美し始めた。
そして、恐れに打たれて、「今日、驚くべきことを見た」と言った。
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