2018年11月11日(日)午前10時30分~
説教:「六つの封印が開かれる」
中村静郎牧師
聖書:ヨハネ黙示録6章1~17節
讃美歌21
(クリックすると宝永教会のパイプオルガンで演奏された奏楽音声が流れます。事前練習にお役立てください。)
新約聖書(新共同訳)より
ヨハネの黙示録6章1~17節
また、わたしが見ていると、小羊が七つの封印の一つを開いた。
すると、四つの生き物の一つが、雷のような声で「出て来い」と言うのを、わたしは聞いた。
そして見ていると、見よ、白い馬が現れ、乗っている者は、弓を持っていた。
彼は冠を与えられ、勝利の上に更に勝利を得ようと出て行った。
小羊が第二の封印を開いたとき、第二の生き物が「出て来い」と言うのを、わたしは聞いた。
すると、火のように赤い別の馬が現れた。
その馬に乗っている者には、地上から平和を奪い取って、殺し合いをさせる力が与えられた。
また、この者には大きな剣が与えられた。
小羊が第三の封印を開いたとき、第三の生き物が「出て来い」と言うのを、わたしは聞いた。
そして見ていると、見よ、黒い馬が現れ、乗っている者は、手に秤を持っていた。
わたしは、四つの生き物の間から出る声のようなものが、こう言うのを聞いた。
「小麦は一コイニクスで一デナリオン。大麦は三コイニクスで一デナリオン。オリーブ油とぶどう酒とを損なうな。」
小羊が第四の封印を開いたとき、「出て来い」と言う第四の生き物の声を、わたしは聞いた。
そして見ていると、見よ、青白い馬が現れ、乗っている者の名は「死」といい、これに陰府が従っていた。
彼らには、地上の四分の一を支配し、剣と飢饉と死をもって、更に地上の野獣で人を滅ぼす権威が与えられた。
小羊が第五の封印を開いたとき、神の言葉と自分たちがたてた証しのために殺された人々の魂を、わたしは祭壇の下に見た。
彼らは大声でこう叫んだ。
「真実で聖なる主よ、いつまで裁きを行わず、地に住む者にわたしたちの血の復讐をなさらないのですか。」
すると、その一人一人に、白い衣が与えられ、また、自分たちと同じように殺されようとしている兄弟であり、仲間の僕である者たちの数が満ちるまで、なお、しばらく静かに待つようにと告げられた。
また、見ていると、小羊が第六の封印を開いた。
そのとき、大地震が起きて、太陽は毛の粗い布地のように暗くなり、月は全体が血のようになって、 天の星は地上に落ちた。
まるで、いちじくの青い実が、大風に揺さぶられて振り落とされるようだった。
天は巻物が巻き取られるように消え去り、山も島も、みなその場所から移された。
地上の王、高官、千人隊長、富める者、力ある者、また、奴隷も自由な身分の者もことごとく、洞穴や山の岩間に隠れ、山と岩に向かって、「わたしたちの上に覆いかぶさって、玉座に座っておられる方の顔と小羊の怒りから、わたしたちをかくまってくれ」と言った。
神と小羊の怒りの大いなる日が来たからである。
だれがそれに耐えられるであろうか。
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