2019年2月17日(日)午前10時30分~
説教:「大淫婦が裁かれる」
中村静郎牧師
聖書:ヨハネの黙示録 17章1~18節
讃美歌21
(クリックすると宝永教会のパイプオルガンで演奏された奏楽音声が流れます。事前練習にお役立てください。)
239(王なるキリストは)
577(聞けよ、主の民)
新約聖書(新共同訳)より
ヨハネの黙示録 17章1~18節
さて、七つの鉢を持つ七人の天使の一人が来て、わたしに語りかけた。
「ここへ来なさい。多くの水の上に座っている大淫婦に対する裁きを見せよう。
地上の王たちは、この女とみだらなことをし、地上に住む人々は、この女のみだらな行いのぶどう酒に酔ってしまった。」
そして、この天使は“霊”に満たされたわたしを荒れ野に連れて行った。
わたしは、赤い獣にまたがっている一人の女を見た。
この獣は、全身至るところ神を冒涜する数々の名で覆われており、七つの頭と十本の角があった。
女は紫と赤の衣を着て、金と宝石と真珠で身を飾り、忌まわしいものや、自分のみだらな行いの汚れで満ちた金の杯を手に持っていた。
その額には、秘められた意味の名が記されていたが、それは、「大バビロン、みだらな女たちや、地上の忌まわしい者たちの母」という名である。
わたしは、この女が聖なる者たちの血と、イエスの証人たちの血に酔いしれているのを見た。
この女を見て、わたしは大いに驚いた。
すると、天使がわたしにこう言った。
「なぜ驚くのか。わたしは、この女の秘められた意味と、女を乗せた獣、七つの頭と十本の角がある獣の秘められた意味とを知らせよう。
あなたが見た獣は以前はいたが、今はいない。やがて底なしの淵から上って来るが、ついには滅びてしまう。
地上に住む者で、天地創造の時から命の書にその名が記されていない者たちは、以前いて今はいないこの獣が、やがて来るのを見て驚くであろう。
ここに、知恵のある考えが必要である。七つの頭とは、この女が座っている七つの丘のことである。
そして、ここに七人の王がいる。
五人は既に倒れたが、一人は今王の位についている。
他の一人は、まだ現れていないが、この王が現れても、位にとどまるのはごく短い期間だけである。
以前いて、今はいない獣は、第八の者で、またそれは先の七人の中の一人なのだが、やがて滅びる。
また、あなたが見た十本の角は、十人の王である。
彼らはまだ国を治めていないが、ひとときの間、獣と共に王の権威を受けるであろう。
この者どもは、心を一つにしており、自分たちの力と権威を獣にゆだねる。
この者どもは小羊と戦うが、小羊は主の主、王の王だから、彼らに打ち勝つ。
小羊と共にいる者、召された者、選ばれた者、忠実な者たちもまた、勝利を収める。」
天使はまた、わたしに言った。
「あなたが見た水、あの淫婦が座っている所は、さまざまの民族、群衆、国民、言葉の違う民である。
また、あなたが見た十本の角とあの獣は、この淫婦を憎み、身に着けた物をはぎ取って裸にし、その肉を食い、火で焼き尽くすであろう。
神の言葉が成就するときまで、神は彼らの心を動かして御心を行わせ、彼らが心を一つにして、自分たちの支配権を獣に与えるようにされたからである。
あなたが見た女とは、地上の王たちを支配しているあの大きな都のことである。」
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