2019年7月28日(日)午前10時30分~
説教:「 新しい、優れた約束の大祭司 」 中村静郎牧師
聖書: ヘブライ人への手紙8章1~13節
讃美歌21
(クリックすると宝永教会のパイプオルガンで演奏された奏楽音声が流れます。事前練習にお役立てください。)
474(わが身の望みは)
392(主の強い御腕よ)
新約聖書(新共同訳)より
ヘブライ人への手紙8章1~13節
今述べていることの要点は、わたしたちにはこのような大祭司が与えられていて、天におられる大いなる方の玉座の右の座に着き、人間ではなく主がお建てになった聖所また真の幕屋で、仕えておられるということです。
すべて大祭司は、供え物といけにえとを献げるために、任命されています。それで、この方も、何か献げる物を持っておられなければなりません。
もし、地上におられるのだとすれば、律法に従って供え物を献げる祭司たちが現にいる以上、この方は決して祭司ではありえなかったでしょう。
この祭司たちは、天にあるものの写しであり影であるものに仕えており、そのことは、モーセが幕屋を建てようとしたときに、お告げを受けたとおりです。神は、「見よ、山で示された型どおりに、すべてのものを作れ」と言われたのです。
しかし、今、わたしたちの大祭司は、それよりはるかに優れた務めを得ておられます。
更にまさった約束に基づいて制定された、更にまさった契約の仲介者になられたからです。
もし、あの最初の契約が欠けたところのないものであったなら、第二の契約の余地はなかったでしょう。
事実、神はイスラエルの人々を非難して次のように言われています。
「『見よ、わたしがイスラエルの家、またユダの家と、 新しい契約を結ぶ時が来る』と、 主は言われる。
『それは、わたしが彼らの先祖の手を取って、 エジプトの地から導き出した日に、 彼らと結んだ契約のようなものではない。彼らはわたしの契約に忠実でなかったので、 わたしも彼らを顧みなかった』と、 主は言われる。
『それらの日の後、わたしが イスラエルの家と結ぶ契約はこれである』と、 主は言われる。
『すなわち、わたしの律法を彼らの思いに置き、 彼らの心にそれを書きつけよう。わたしは彼らの神となり、 彼らはわたしの民となる。
彼らはそれぞれ自分の同胞に、 それぞれ自分の兄弟に、 「主を知れ」と言って教える必要はなくなる。小さな者から大きな者に至るまで 彼らはすべて、わたしを知るようになり、 わたしは、彼らの不義を赦し、 もはや彼らの罪を思い出しはしないからである。』」
神は「新しいもの」と言われることによって、最初の契約は古びてしまったと宣言されたのです。年を経て古びたものは、間もなく消えうせます。
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