2019年8月4日(日)午前10時30分~
説教:「 地上の聖所と天の聖所 」 中村静郎牧師
聖書: ヘブライ人への手紙9章1~10節
讃美歌21
(クリックすると宝永教会のパイプオルガンで演奏された奏楽音声が流れます。事前練習にお役立てください。)
493(いつくしみ深い)
新約聖書(新共同訳)より
ヘブライ人への手紙9章1~10節
さて、最初の契約にも、礼拝の規定と地上の聖所とがありました。
すなわち、第一の幕屋が設けられ、その中には燭台、机、そして供え物のパンが置かれていました。
この幕屋が聖所と呼ばれるものです。
また、第二の垂れ幕の後ろには、至聖所と呼ばれる幕屋がありました。
そこには金の香壇と、すっかり金で覆われた契約の箱とがあって、この中には、マンナの入っている金の壺、芽を出したアロンの杖、契約の石板があり、 また、箱の上では、栄光の姿のケルビムが償いの座を覆っていました。
こういうことについては、今はいちいち語ることはできません。
以上のものがこのように設けられると、祭司たちは礼拝を行うために、いつも第一の幕屋に入ります。
しかし、第二の幕屋には年に一度、大祭司だけが入りますが、自分自身のためと民の過失のために献げる血を、必ず携えて行きます。
このことによって聖霊は、第一の幕屋がなお存続しているかぎり、聖所への道はまだ開かれていないことを示しておられます。
この幕屋とは、今という時の比喩です。
すなわち、供え物といけにえが献げられても、礼拝をする者の良心を完全にすることができないのです。
これらは、ただ食べ物や飲み物や種々の洗い清めに関するもので、改革の時まで課せられている肉の規定にすぎません。
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